戦前の金融恐慌のときも、国債は紙切れに・・・

 午前中、お彼岸で町内の妙栄寺へお墓参り。午後は市民大学「政治経済ニュースの見方」の最後の講座。レジュメなどはなく、あまり脈絡のない話でした。
 グーグルでのAI利用の話に始まり、1ドル1,000円ということもあるやなしや・・・。今や、円の信用は国際的に全くなし。新年度予算も1/3は国債を発行して賄っている。日銀がそれを引き受けているが、それができなくなったら「渋沢栄一」は紙切れに・・・。
 幕末に藩札を発行して藩財政をもたせようとしていたのと同じで、誰もその藩札を引き受けたくない。最後に持っていた者が「ババ」を引くことになる。今は、それに近い状況。戦前の金融恐慌のときも、当時の国債を引き受けた財産家は、それが紙切れになった・・・。
 その他、税金・社会保障費など国民負担率の国際比較、トランプ関税の影響、小選挙区制の是非論など、質問に答える話で終わりました。

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 グラフは、財務省の資料。日本は、租税負担率28%、社会保障負担率19%ですが、OECD加盟国のうち、半分は50%以上になっています。

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