阪神淡路大震災から30年。神戸はすっかり復興

 1月17日。阪神淡路大震災から30年。神戸はすっかり復興し、大震災のあったことなど想像もつきません。その神戸を舞台に朝の連ドラが今、3.11をむかえています。昨日は、友人が気仙沼にボランティアで支援に行ったときの場面でした。
 それで、一昨年、気仙沼に行ったときのことを思い出したのですが、気仙沼の港には高い堤防がありませんでした。海岸沿いのほとんどの地域に高い堤防が造られていたのですが、気仙沼では、港から街並みがそのまま市街地へ続いており、港に面した新たな商業施設もつくられていました。

気仙沼1.jpg
 気になって、改めて調べてみると、気仙沼市では、防潮堤を造るにあたって大きな議論があったそうです。その結果として、巨大な堤防を作った地域が多い中で、「海と生きる」をもとに、堤防を造らない地域も一部あり、津波来襲時に高くなる特殊な堤防を築いた場所もありで、駅から近い港のあたりには堤防らしきものが見えなかったのです。

気仙沼2.jpg
 写真は、気仙沼港の様子、堤防は奇跡の一本松のある陸前高田です。

陸前高田.jpg

この記事へのコメント

過去ログ