芸術劇場の市債償還を終え、将来負担比率が下がる

横須賀市10年間の財政分析からいくつか抜粋してみます。
 横須賀芸術劇場は、できて30年を過ぎ、現在、大規模改修で天井の修繕工事が行われ、2026年8月頃まで2年間の休止中となっています。
 建設の際には、市単独で300億円を超える借金をすることから、議会でたいへんな議論となり、その後も市債の償還が財政を圧迫していました。一時期は、財政再建団体に転落してしまうのではないか、と危惧されたほどです。

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 その償還が2020年度で終え、その後は、市の実質公債費比率(実質的に市が負担する市債の標準財政規模に対する割合)が下がってきました。
 また、将来負担比率(市が将来負担しなくてはならない負債の総額が標準財政規模に占める割合)も、これまで60%台であったものが、17%にまで著しく下がっています。

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