「十五夜」の思い出

 昨日の汐見台公園からの日没。猛暑が続いていて、日中はあまり動かないため、最近はほぼ毎日、陽の沈む直前に30~40分歩いています。少し前 は6時過ぎに出ていましたが、今は5時過ぎです。日の入り時刻が随分と早くなりました。

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 帰り道、東の空にほぼ満月が上っていましたが、昨日は「十五夜」でした。子どもの頃、十五夜には必ず三段に盛った饅頭を買ってきてくれ、果物にススキの穂を添えて縁側に飾ったものです。夕食後、それを食べるのが楽しみでした。
 ただし、この近所の風習として、この日だけは、子どもがこの飾り物を盗っていいことになっていました。竹の先に釘をつけて、饅頭を刺して盗るのです。多分、年長者から聞いたのだろうと思います。
 私は行ったことがありませんが、一度だけ、縁側の飾りをすべて盗られたことがありました。子ども心に随分悔しかったことを覚えています。今では考えられないような懐かしい思い出です。

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