米国べったりで、本当に日本は安全か・・・

 午後から市民大学「地政学から見た世界」、今日は「大国の地政学・・・」が主題。全8回が終わりました。
 全世界のGDPシェアは、米国21%、中国18%、ロシアは1.7%だが、軍事力では、①米国、②ロシア、③中国。
 中国は、「一帯一路」チャイニーズ・ドリームを100年かけて実現しようとしている。地図には日本やオーストラリアまで含まれている。
 ロシアは、スラブ民族で、西欧のアングロサクソンとは異なる。旧ソ連よりも広大なネオ・ユーラシア主義に基づく連合国家群をめざしている。
 米国は、英国を主とする移民が、600もの部族があった原住民を排除して、白人の国をつくった、という歴史がある。西部劇では、原住民であるインディアンは悪者だ。合衆国となった後は、太平洋へ出るためにスペインと戦争してパナマ運河の利権を得、太平洋の拠点としてハワイを併合した。「日本を米国の都合のよい国にしたい」それがそもそもの米国の戦略。太平洋戦争も、その延長線上にあったといえる。
 「世界の警察官」を自称してきたが、警察官らしく振る舞ってきたか。朝鮮戦争、ベトナム、アフガン、イラク、のその後をみて、どうであったか。今の混沌とした国際情勢の下で、米国べったりで、本当に日本は安全なのか・・・。
 など、日本の将来を憂いて、熱く語った2時間でした。

ホウセンカ.JPG
 ホウセンカ。1本だけ、こんなに大きく育ちました。

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