ホテルの３階まで津波に襲われて･･･

　東北旅行の２日目、田野畑村のホテル羅賀荘に泊まったのですが、玄関で海面から５mくらいはあるでしょうか。そのホテルの３階までが津波に襲われて骨組みだけ残ったとのこと。宿泊者は高台に誘導し、従業員は10階に避難して無事だったそうです。


　その3階にある大浴場に入ってみると、海面から相当な高さがあり、とてもここまで海が盛り上がってくることなど想像ができません。下の写真が３階から撮ったものです。それくらい大きな津波であったということです。


　このホテルは改修工事をして1年半後にリニューアルを果たしました。しかし、「万里の長城」といわれた高さ10mの防潮堤のあった「たろう観光ホテル」は当時のまま、「津波遺構」として残されています。