水道料金の口座振替とコンビニ支払いの手数料に大きな較差

 今日は、都市整備常任委員会で上下水道局の新年度予算案について審査が行われました。
 主なところでは、年間の総給水量が1%、55万㎥増える見込みとなっています。家事用などは減るのですが、工業用が2倍以上の270万㎥に増え、給水収益が3億円余も増えています。久里浜に造られた火力発電所の稼働によるものという説明です。
 また、料金のコンビニ収納について質問しました。水道料金の支払いは、7割が口座振替なのですが、コンビニ払いの方が約1割あります。ところで、振替の手数料は1件10円であるのに対し、コンビニ払いでは55円(税別)です。
 この手数料は上下水道局が負担しているのですが、その元は私たちの支払う水道料金に他なりません。コンビニ払いは便利であるが故に、手数料が高いのですが、であるならば、公平性の観点からして、振替の場合に減額するなど何らかの差を設けるべきだと、かねてよりの主張を述べました。
 現実に、東京都では、口座振替の方には月50円、年間600円の割引がされています。つまり、利用者にとってはコンビニ収納と同じだけのメリットがあるのです。
 庁内的には「お客様」という言葉を用いつつ、どちらの側に立って仕事をするのか、局としての姿勢の問題であり、今後の動きに注目したいと思います。

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 ツルコザクラ。このところの暖かさで、「満開」になりました。

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