市内で初めて個人住宅が国登録有形文化財に

 子どもの権利検討協議会が開かれ、前文の再協議と関係部局との条文全体を通した協議を行いました。前文の協議は予想外に時間がかかりましたが、ようやく条例案がまとまりました。次は法令担当との協議になります。

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 市内にある文化財建造物3件が、19日に開かれた文化審議会での審議・議決を経て、登録有形文化財に登録するべく文部科学大臣に答申されることになりました。
 今回の文化審議会で答申される新規の登録文化財は、全国で91件、県内では8件で、累計292件(153 箇所)になる予定です。市内では、走水水源地、逸見浄水場の水道施設、横須賀上町教会・付属めぐみ幼稚園に続いて13件になります。

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 新しく登録文化財となる建造物は、秋谷海岸の丘陵にある医師の旧別荘、ドブイタ通りに面する丘陵にある米穀商の住宅、船越町の長浦港へ続く丘陵にある元御用商人の住宅で、いずれも昭和前期の建物であり、2棟は和式の建物に洋館が連なっています。

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この記事へのコメント

やまもと
2021年11月23日 09:53
やまもと
2021年11月23日 10:03
横須賀市は市街地空襲が無かったので、関東大震災以後に建てられたこうした
建物は結構残っているんですよね。しかし持ち主の力だけで残すのはむつかしい現状があるので、近年ではあちこちで解体が続き、いつの間に無くなっている
ケースも多い。財源がぞんぶんにあれば、建物園のような場所をつくり、そこに
移築管理するのも有効な方法なのですが。

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